長期間の不登校
こんにちは。
年があけてもコロナウィルスという言葉を聞かない日はないですね・・・。
私の住む沖縄県も、人口当たりの新規感染者率が比較的上位で高止まりとなっており、本当に油断できない状況になっております。医療機関の病床も逼迫しているとも聞きますし・・・。ただここまでくると私自身はある程度開き直ってしまいました。万全の対策をする、それで感染したら仕方ないとあきらめることにしました。よって、身近な人が罹患しても、仕方がないと思っています。(運よく、まだ身近に罹患した方はいないのですが)
元通りの生活に戻るには時間がかかるかもしれませんが、少しずつでも戻していかないといけないという考えです。
さて、タイトルに書いた内容にふれたいと思います。
10年前くらいに、小学校3年生から中学3年生まで1回も学校に行っていなかった生徒が、私たちのマイン高等学院に入学してきました。ここではA君と記載します。A君は小学校の3年半と中学校の3年間は全く学校には行かなかったようです。(行けなかった)よって中学校の先生は一回も会ったことがないと言われていました。(卒業証書を私に家まで行ったが会えなかったとも)
そんな中、さすがに義務教育が終わってポッと社会には出れないというのもあり、マイン高等学院の門をたたいてくれました。私も初見は、かなり線の細い子だな・・という印象を持ちました。言葉数はとても少なかったのですが、意思はしっかりと示してくれました。
本人の頑張りたいという気持ちもあったので、合格通知を出し、4月を迎えましたが、、、入学後の印象も最初に会った時と変わりませんでした。ただ、A君が決めた登校時間をしっかり守り、月日が経つ中で、目標は見つからないがとりあえず勉強だけはしよう!決めたようでコツコツ英検や試験勉強をして卒業と同時に大学に進学されました。
私は他の生徒にも言いますが、「人はかなえられる目標しか持たない、今持っている目標はかなえられる。」と話しています。大人(成長すると)になると、自然と自分にできる事とできない事を自然と分別して目標を持ちます。だから可能性のある事しか目標に持たなくなります。
今、学校に行けていないから、将来すべて悪い方向に行くことはありません!!人はいつだってスタート・再スタートが切れます。(ただ、若ければ若い方が良いかも)自分の可能性を信じてください。
何かありましたら相談ください。
知念 賢治長期間の不登校
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