4/3 (水)

不登校を経て

不登校を経て

先日卒業式に参加させていただき、不登校を経験された卒業生の高校3年生の答辞を聞きました。
職業柄、卒業式にはに年5、6回出席させていただいております。その中でいつも心に響くのは、卒業生代表の答辞です。
今回は、2月と3月に出席した時に聞いた答辞を思い出して、思った事を書きたいと思います。これは聞いた私の考えであるので、生徒にヒアリングをして書いたものではない事を先にご了承いただきたい。

答辞を読まれた生徒2名に共通していたのは、不登校を長い間経験したということであった。
一人は、小学生時代にイジメを止めたら代わりにイジメにあったという生徒でした。もう一人は気が付けば不登校になり、中学校には丸々行けなかったという生徒でした。答辞の中で二人が共通して言った(繰り返し)言葉があったが、それは家族への感謝の言葉と迷惑(心配)をかけてしまってごめんなさい。という謝罪の言葉であった。

家族への感謝の言葉を聞いた時に、私は涙がこみ上げてきた。おそらくそれを聞かれた多くの出席者もこみ上げてくるものがあったと思う。2月の卒業生は、学校の先生に助けを求めても助けてくれなかった。という話があった。しかし彼女の家族は、子供が学校に行かなくなろうがなんだろうが、無条件で子供を愛し、味方になり、一緒に戦ったんだろうと思う。この仕事をしていると、よくお話しもし、聞く言葉がある。それは、子供が産まれた時に、その顔を見てどう思ったか?である。おそらく多くの保護者は、「お金持ちになってほしい」や「世界で活躍する人になってほしい」等、「将来は○○になってほしい」と思った方はそう多くはないのではないでしょうか。おそらくは、健やかに育ってほしい、産まれてきてくれて有難う。といった、感情の方が大きかったのではないでしょうか?それは、子供にとって子供にとっていつまでたっても、大きな心の支えとなっているのではないでしょうか。無償の愛。周りに多くの敵がいても、この愛情をくれる家族がいるのといないのとでは、大きな違いがでてくると思います。もちろん家族だけが味方ではありません。他にも応援してくれる方はいるはずです。

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