心の休養、どれぐらい必要?-わが子が突然不登校に

一度、グッとエネルギーが減ってしまったら、回復をはじめるまでの期間は「2カ月」といわれています。
この2カ月の間にすることは、ゆっくり休むことと、パンパンになった頭の中を軽くすることです。
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真の休養を
親からも学校からも、刺激せずに、身体も頭もゆっくり休ませることで、真の休養をとるようにします。
真の休養がしっかりとれると、そのあと回復しやすくなります。
そして、不登校の経験を糧にして、強くたくましく、しなやかに、自分の道を自分の足で歩いていけるようになります。
日本人は、周りと同じようにしなければいけないとか、しんどくても頑張らないといけないという空気の中で生きています。そんな中では、上手に休むことが大切になってきます。
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本人にどう伝える?
子どもと少し会話ができるようになったら、とりあえず2カ月ゆっくり休んでみることを提案してみます。
その間はゆっくり休めることが保障されるので、かなり安心できます。
そして「2カ月したら、必ず学校に復帰」ではなく、「2カ月たったらもう一度、まだ休んだ方がよさそうかどうかを確認する。必要なら休もう。」と伝えてみます。
もし、それまでに学校に行けるぐらい回復しているなら、試しに行ってみると良いと思います。
大切なことは、子どものペースに合わせることです。


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