困難を乗り越える子どもに

困難を乗り越える子どもに

子どもに何かあると母親の子育てが間違っていると言われる昨今、子育てに緊張し、不安を抱えている母親が増えています。

 

そんな悩みをかかえて相談にこられた人と一緒に解決の糸口を見つけていますが、その中で感じていることを述べてみます。

まず、子どもが悩んだり、苦しんでいるとき、親は子どもからその原因を聞き出し、そこから解決を図ろうとします。

しかし、子どもは、はっきり言いません。

本人も原因がわからないのです。

それがストレスになり、小学生では身体の異状(頭痛・腹痛)、中学生では不登校、暴力などの行動に表れたりします。

心の悩みは、さまざまな原因が複雑にからみ合っており、頭の中で整理できず、言葉で表現できないのです。

高校生になって、やっと言葉で悩みが語れるようになります。

 

だから、悩みの原因を探るよりも、「これからどうなりたいの」「そのためにどんなことをしていきたいの」と、前向きの課題を与え、乗り越えるための方策を子どもから引き出すように、親は援助すべきでしょう。

悩みや苦しみを乗り越えるのは子ども自身です。

その問題を乗り越えたとき、それが自信となって、同じような問題に出会ったとき、どう対処してよいかがわかってきます。

 

乗り越える力はどの子も持っています。

それまであせらずじっと見守り、子どもが解決策を見いだすエネルギーを蓄えるよう、励ましや援助を続けることが親の役目だと思います。

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櫛田良太郎

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