口答えするのは悪い子か?

口答えするのは悪い子か?

子どもが中学生になると、口答えをして困ると嘆く親がよくあります。

でも、口答えをしたからといって悪い子でしょうか?

 

口答えをするのは、親の意見と違うものを子どもが持っているということです。

そして、それを正直に発言したということです。

親の言うことに、「はい、はい」と服従したようにみせて、胸の中には何を思っているか分からないことの方が問題です。

 

口答えは、嘆いたり、責めたりしないで、聞いてやることです。

 

子どもは緊張し力みます。それが親への反抗ととられるかも知れません。

大人である親に立ち向かっているので、生意気に見えるかも知れません。

でも、その子どもの態度に乗せられて、親が興奮し、頭から叱りつけ、黙って親の言うとおりにしろと押さえつければ、それが積み重なって、不平不満がたまり、危険な時限爆弾ともなりかねません。

 

それよりも、親が口答えできる子どもを認めてやることです。

子どもが口答えすれば、親も子どもの意見に反対する。

子どもが親を納得させようとすれば、親も子どもに理解させようと努力する。

その手の込んだ「ことば」のやり取りが、親と子どもの距離を縮めていきます。

 

このように子どもと向き合いながら、子どもの考えを理解し、子どもが納得できる返事を、親が出してやることです。

子どもの非行や暴力の背景には、親や大人が子どもの気持ちを理解しようとせず、一方的に押し付けることへの反発があるのではないでしょうか。

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櫛田良太郎

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